ダブルスタンダード。
妻とは結婚する予定も、そのような考えもありませんでした。
最初から厳しいことを書いてしまいますが、わたし個人の考えでは「バツイチ、子持ちはNG」でした。
普通の家庭と比べてしまうと、余計に苦労をしてしまう点があると思っていたからです。
さらに、独身貴族だった自分が、まったく知らないどこかの男と作った子に対して、愛情だけでなくこれから成人するまでの費用を出せるのか!? という問題点が自分にありました。
ではなぜ「三児のパパに?」。
妻自身をとても愛しているため「この人との子供が欲しい」という考えがお互いに一致し、おめでた婚となり、必然的に連れ子の父親になるという流れになったのです。
今考えると、頭では「バツイチ子持ちNG」という考えがありながらも、すでにそうなることを受け入れていたのか? 予想していたのか?
そうなりたかったのか?
矛盾からなる、ダブルスタンダードな…考えだったのでしょう。
わたしは元々子供が大好きなので、この連れ子二人と初対面の時も、すでに帰りのお別れで泣かれてしまうというくらい馴染めたのも、良いスタートだったのかも知れません。
ただ、一つをのぞいて。
お腹にいる子も含め。
わたしの理想である、長男・長女、二児の父ではなく。
我が家は三姉妹なのです。